MESSAGE

創業者 三角善和から
引き継いだ想い

創業者 三角善和

「メーカー様から仕入れさせていただく、お客様には買っていただいて我々がある」

この言葉は日本継手販売株式会社創業者で私の父である三角善和が商売人として最も大切にしていた哲学です。

商売とは人と人とのつながりであるからこそ、メーカー様に対してもお客様に対しても常に感謝の気持ちを持って仕事に励む。この姿勢を三角善和は本当に大切にしていました。

ある時、三角はこんなお話をしてくれました。ある暑い夏の日、知人に缶ジュースを奢ってもらったなら、その後最低でも1年間はそのご恩を忘れてはいけない。もしもその知人と一緒に昼食を取る機会があったのなら、「あなたは覚えていないかもしれないけれど、ある夏の日にあなたにジュースを頂戴しとても美味しかったのを覚えております」と恩を返す、そういう姿勢を守らなければいけないと。

つまり、どれだけ小さな恩でも、感謝の気持ちを持ち続ける。そしてその恩をお返しする。三角の”人を大切にする”という姿勢は、今でも私の価値観に大きな影響を与えています。

そんな三角の姿勢は、私が日本継手販売の社長に就任した際に改めて実感することとなりました。就任した当時驚いたことは勤続年数の長い社員がとても多いことでした。これまでも経営者として人を大切にする経営を心掛けてきましたが、会社で働く従業員に対する考え方が更に高まった瞬間でもありました。

三角は常々「私は従業員と従業員の家族を守るために仕事をしている」と言っていました。ここにも、三角が抱いていた“働いている従業員への感謝の気持ち”の片鱗を垣間見ることができます。安定的な雇用に、従業員を大切にするということを本当に実践してきた証が、勤続年数に現れているのだと思うのです。私は日本継手販売の素晴らしい魅力が人であると感じています。

また、三角は誠実であることをとても大切にしていました。幼い頃には「99%嘘がバレないと思っても、1%バレると思ったら自分から謝りなさい。100%バレないと思ったら嘘は貫き通していい」というものであったため、私はてっきり「嘘は上手についたらよいものだな」と思っていたのです。しかし、社会に出て様々な経験を積む中で“世の中には100%絶対などということはあり得ない”ということを学びました。つまり三角は「常に誠実であれ」と私に伝えていたのです。

最後に、「物事は走る前に考えて、走りながら考えて、走り終わった後に考えなさい」は良く言われた教訓です。しっかりと計画を立て、常に自分の行き先を考えながら実行し、終わった後には再び検討する。

「感謝の気持ちを忘れるな、誠実であれ、そして常に考え続けろ。」

三角善和から学んだこの3つの想いをしっかりと引き継いで、私はこれからも商売人としての道を歩みたいと思っています。三角が築いてきたメーカー様やお客様との信頼関係を守りながら、さらにご満足いただける新しいサービスを提供する会社として。北九州から管継手業界に新しい変革を起こしていきたいと思っています。

代表取締役社長 三角尚慶
HISTORY

これまでの歩み

  • 1974年9月11日 日本継手販売株式会社 創業 北九州市小倉北区中井にて「日本継手販売」を 創業
  • 1978年3月1日 北九州市小倉北区高峰町へ本社移転
  • 2000年1月15日 物流拠点の門司倉庫を拡大
  • 2020年6月1日 山口工場の買収、製造、加工業務を開始

日本継手販売は、1974年9月11日北九州市小倉北区中井にて、管継手販売の問屋として創業いたしました。当時の創業メンバーは5人未満。自社の倉庫もなく、貸し倉庫からのスタートでした。創業者である三角善和は、寝袋を持って倉庫で寝泊りするような生活を送っていた時代です。

4年後の1978年3月1日には、業務拡大のために現在も本社がある北九州市小倉北区高峰町へと本社を移転。さらにお客様にご満足いただける会社を目指し、切磋琢磨を続けます。

2000年に所有していた門司倉庫を拡大。商品点数を増やし、九州で一番の在庫量を誇るまでに成長を遂げました。その後も豊富な在庫量から実現した即納体制とお客様のご要望に柔軟に対応する配送サービスで、順調に事業を拡大させていきます。

2020年の山口工場買収を機に、管継手の仕入・販売だけでなく製造加工サービスにも着手。製造・加工もできる管継手問屋として新たな一歩を踏み出しました。

今後はお客様にさらにご満足いただくための取り組みとして『在庫の見える化』や『受注の迅速化』、『物流の強化』を開始。また、情報提供によるお客様のビジネスのサポートなど新しい付加価値を創り出し、さらなる成長を続けてまいります。

メンバーとの一枚
倉庫内の様子
自社オリジナルの梱包材
さらに“お客様第一”
を具体化する取り組み

私たちは「お客様が買ってくださるからこそ会社が成り立っている」と考えています。創業当時から守り続けている“お客様に貢献したい”という気持ちをさらに具体化させるために、私たちは『在庫の見える化』『受注の迅速化』『物流の強化』という3つの取り組みを始めています。

FEATURE 001 在庫の見える化

豊かな生活を支える基盤であるインフラ。インフラなくして日本の発展は望めません。私たちは、そんな社会の根幹部分を担う人々を支えるためにある会社です。そのお仕事を少しでも円滑に回すために、私たちはデジタルの力を駆使してお客様をサポートいたします。

私たちは常に豊富な在庫を確保し、お客様が欲しい製品を、欲しい場所へ、欲しい時にすぐにお届けできる体制を整えていきます。今後はさらにご希望の製品のご用意があるかどうかをサイト上で検索・選定できるシステムを整え、お客様が費やすお問い合わせの一手間を省きます。

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FEATURE 002 受注の迅速化

お見積に対するご対応はスピード勝負であるにも関わらず、今まではご回答までに数日をいただくことも珍しくはありませんでした。私たちはこの領域でもデジタルの効率性を利用し、さらに迅速なご対応ができるシステム構築を行っております。当社独自のシステム構築により、お客様の「すぐに回答が欲しい」というご要望に即時にお応えできる形へ進化させます。

また、私たちが取り扱う製品の情報をアナログ、デジタルの両方からご確認いただける仕組作りも準備しています。製品を発注していただくプロセスをわかりやすく、簡潔に、スピーディーに。お客様の業務をさらに円滑にするサポートをいたします。

見積もりから納品までの流れ
FEATURE 003 物流の強化

私たちは創業当時から豊富な在庫量と、スピーディーな配送に自信を持っています。今後は北九州のみならず、九州全域に対して自社の物流網を強化。さらにお客様のご要望に柔軟に対応させていただく体制を整えます。

私たちは“製品”の梱包にもこだわっています。私たちにとって製品とは、会社に利益をもたらしてくれる原資です。発送の際には、自社オリジナルの耐久性に優れた肉厚の段ボールや、輸送中に製品同士がぶつかってしまわないように考え抜かれた緩衝材など、こだわりの資材を使用。常に製品へ感謝の気持ちを込めて送り出し、お客様に最善の状態でお受け取りいただけるように工夫を凝らしています。

施策準備中
COMPANY

会社概要

  • COMPANY 日本継手販売株式会社
  • ADDRESS 福岡県北九州市小倉北区高峰町2番3号
  • TEL/FAX 093-571-1271 / 093-561-5368
  • FOUNDER 三角 善和
  • PRESIDENT 三角 尚慶
  • ESTABLISHED 1974年9月11日 創業
  • CAPITAL 1000万円
FACTORY

山口工場

  • ADDRESS 山口県美祢市西厚保町原1667−1
  • TEL 0837-58-1507
  • FAX 0837-58-1508
WAREHOUSE

門司倉庫

  • ADDRESS 北九州市門司区新門司3丁目67番34号
  • TEL 093-481-2153
  • FAX 093-481-2393